英雄伝説ガガーブトリロジー白き魔女攻略wiki

英雄伝説ガガーブトリロジー白き魔女の攻略wikiです。道具や武器、防具、攻略チャート、魔法・召喚、ショップ、英雄伝説ガガーブトリロジー白き魔女の基本情報などの攻略情報をまとめています。

白き魔女の伝承

◆白き魔女の伝承


わずかに紫がかった銀色の髪は、
月夜でも、
朝日に映えるススキの穂のように
美しく輝き、青み帯びた瞳は泉よりも
澄んでいたという。


雪の夜、月の夜、風の夜、
昼夜を問わずして
ともしびをつむぐような巡礼の旅は
人知れず続いた。


気がつくと町には彼女がいた。
見た目には
ただの娘にしか見えなかった……。


もの静かで、
いつも淋しげな表情をした娘は
町から町へと旅を続け、
通り過ぎた町に
さまざまな言葉を残した。


彼女は人々に明日への警鐘を説いた。
進むべき道。
心掛けるべき、いくつかの事柄。


災いの波が、さざ波のうちに。
危惧が脅威へと変わる前に……。


それが自分の使命であるかのように
彼女は巡礼の旅を続けた。


娘は未来を知る力を持っていた。
彼女は生まれついての魔女だった。


良い予言が当たれば人々は彼女を賛美し
悪い予言が当たれば
魔女の呪いとののしった。


白き魔女。
いつの頃からか、
人々は彼女のことをそう呼んだ。


それは今から20年ほど昔……
まだ世界にはカンドもチャッペルもなく
魔法があまり
知られていない時代のことだった。


魔女が畏怖と恐怖の存在であった頃の
ことである。


やがて、
白き魔女は人々の前から姿を消した。
今では消息を知る者はなく、
ただ、言い伝えのひとつとして
語られるに過ぎない。


昔、白き魔女と呼ばれる娘が
ティラスイールを旅した。


様々な言葉を残し、
白き魔女は姿を消した。

書き込み

最新を表示する

最近のコメント

スレッド一覧はこちら

メンバー募集中

wikiを一緒に盛り上げてくれる共同編集者を募集中です!

参加申請へ